私、試してみたけど大丈夫だった!
ただ、ポリ袋はスーパーのだとダメなんだ。
この記事は、『家政婦マコのポリ袋でつくりおき』のポリ袋レシピに挑戦し、本当にちゃんと料理ができるのかの検証をした記事です。
- ポリ袋レシピの注意点を知りたい人
- ポリ袋で本当に料理ができるか知りたい人
- ポリ袋レシピでどんなものができるか知りたい人
こんな人は必見です!
目次
伝説の家政婦マコさんのポリ袋レシピって?
まずは簡単に伝説の家政婦マコさんについてご紹介します。
伝説の家政婦マコさんって何者?
私が初めてmako(まこ)さんを知ったのは「沸騰ワード10」というテレビ番組です。
料理専門の家政婦さんとして出演されていました。
見た目はギャルっぽい感じなのですが、仕事スイッチを入れるとすごい……!!
用意されている材料を見てすぐ、どんどん料理を完成させていって契約時間3時間の中で20品以上作ることも!
食材を切るのが速いとか、基本的な料理スキルが高いのはもちろんなのですが、 食材は最初に全て切っておいたり、洗い物を出さない工夫があったり真似できそうなことも多く番組を見ていると勉強になりました。
3時間で20品以上ってすごい!
時短テクとか学びたい!
伝説の家政婦マコさんが紹介していたポリ袋レシピ
マコさんがテレビで紹介しているレシピの中でも、私が気になったのは ポリ袋を使った料理です。
ポリ袋に材料や調味料を入れて湯煎するだけで、おいしそうな料理ができちゃうんです!
しかも、1つの鍋に2,3袋いれて同時に調理することも可能で時短に!
ポリ袋だから洗い物も減ってラク!
ポリ袋の可能性を見せてもらいました。
いてもたってもいられず、マコさんの『伝説の家政婦マコのポリ袋でつくりおき』を買いました。
ポリ袋であんなにおいしそうな料理が作れるなんて……。
しかも時短!洗い物が少ない!ステキすぎる……。
『伝説の家政婦マコのポリ袋つくりおき』でわかったこと
ポリ袋は湯煎以外にもいろいろ使えて目からウロコだったので、本の内容を少しご紹介します。
また、ポリ袋の種類にも注意が必要だと書かれていたのでお話しします。
ポリ袋で何ができるの?
ポリ袋は料理に幅広く使える調理道具だとわかりました。
- 和える
- こねる
- 漬ける
- つぶす
- 湯煎調理
- レンジ調理
なんと6種類の調理に使えます!
前の4種類はやったことのある人も多いと思います。
どれも洗い物が減って嬉しいですよね。
特に「こねる」は、手が汚れないので子どもに急に呼ばれても対応できて便利!
4種類だけでもじゅうぶんな気がしますが、今回は「湯煎調理」と「レンジ調理」に注目です。
ポリ袋っていろいろ使えるんだね!
知っておいて損なし♪
湯煎調理のメリットと方法
- 1度に数品を一気に調理できる
- 魚も野菜を煮崩れの心配が少ない
- セミ真空調理で味の染みこみが早い
- 材料をポリ袋に入れる
- セミ真空調理状態を作って口をしばる
- ポリ袋を湯煎する
ポリ袋で湯煎する最大のメリットは1度に多くの品数ができて時短になることです。
子どもがいるとキッチンにいる時間を少しでも短くしたいですよね。
ポリ袋 × 湯煎ならパパッとつくりおきを作って子どもと遊ぶことができます!
また、かき混ぜないので煮崩れ防止にも。
さらに、空気を抜いて湯煎するためセミ真空調理になり、味の染みこみが早くなるのも時短につながります。
そのため、湯煎するときのポイントは、いかにセミ真空状態をつくるかです。
本には、水を使って空気を抜く方法が紹介されているので心配しないでくださいね。
ポリ袋 × 湯煎で3品一気につくって時短に!
ポリ袋の空気をうまく抜けるかがポイント!
レンジ調理のメリットと方法
- 水蒸気で食材がふっくら仕上がる
- 火の通りにくい野菜も時短でふっくら
- レンジなら1袋でたくさん調理できる
- 食材をごろっと袋に入れる
- 袋を折り曲げて食材で押さえる
- その状態のままレンジでチン!
- 食材をすべて入れて味をなじませる
- 袋に空気を入れて上の方で口をしばる
- 結び口のまわりに爪楊枝で穴を開ける
- 耐熱皿の上に置いてレンジでチン!
ポリ袋 × レンジのメリットは、火の通りにくい野菜も時短でふっくらしあげられるところです。
また、袋の大きさしだいでは1度にたくさんの量をつくることができます。
調理方法は、一言でいうと「食材を入れてレンチン」で簡単。
強いていえば、レンチンの前に爪楊枝で穴を開けるのを忘れないようにすることが大切です。
ポリ袋 × レンジで火の通りにくい食材も時短でふっくら!
空気穴を開けるのを忘れずに!
湯煎もレンジも調理したポリ袋のまま冷蔵庫で保存可能なのも嬉しいですよね。
水があまり使えない災害時にも役立ちそうです。
知っていて損のない調理方法だと思います!
ポリ袋レシピで使うポリ袋は何でもいいの?
ポリ袋レシピで注意すべきことは、ポリ袋の種類です。
湯煎・レンジ調理可能なポリ袋の最低条件は、高密度ポリエチレン(PE)でできた耐熱90~110度のものでなければいけません。
スーパーでタダでもらえるあの袋ではないので、ご注意ください。
高密度ポリエチレン(PE)のポリ袋の中でも、おすすめな2つをご紹介します。
ワタナベ工業の食品用ポリ袋
1つめはワタナベ工業の食品用ポリ袋です。
「高密度ポリエチレン ポリ袋」で検索するとヒットする、最も有名な高密度ポリエチレン(以下、PE)のポリ袋の1つです。
ただし、ワタナベ工業の食品用ポリ袋はレンジでは使えないそうです……。
湯煎調理しかできないのは今回ご紹介したポリ袋レシピを活かしきれないので残念ですね。
ワタナベ工業の食品用ポリ袋は有名で安心感はあるけど、レンジNGなのが残念!
岩谷マテリアルのアイラップ
2つ目は、岩谷マテリアルのアイラップです。
なんとこちらは湯煎もレンジも両方できる優れもの!
人気がじわじわ出てきて、今まではスーパーで見かけなかったのが、徐々に見かけるようになってきました。
今話題の商品といいても過言ではありません。
湯煎も調理もできるポリ袋発見!
人気もでている様子……絶対チェック!!
ポリ袋レシピにチャレンジ!
レシピ本を参考に実際に作ってみました。
ポリ袋レシピ「レンジ編」 手羽元と野菜のスープカレー
レンジで調理できるスープカレーにチャレンジしました。
作り方は本当に簡単!
- 材料をすべてポリ袋に入れる
- 空気を入れながら上の方で固く結ぶ
- 結び目近くに爪楊枝で数カ所穴をあける
- 耐熱皿にのせてレンチン!500Wで15分
これだけです。
これがレンチン前
できあがりがこちら
作ってみてよかったと思う点は、
- 15分間火加減などを気にすることなくレンジにお任せでラク
- かぼちゃがホクホクでおいしかった
- 煮崩れしなかった
こんな感じです。
改善点としては、ポリ袋から出すときの盛りつけです。
2人分作ったのですが、どうやって2皿に分けて盛るか悩んでしまいました。
作りおきなら大きな容器にどばーって出せばいいから楽ですね。
手軽さと味はサイコー!!
そのまま取りわけるときは注意が必要だった。
ポリ袋レシピ②「湯煎編」 こんにゃくとしめじの甘辛煮
こちらは湯煎で作るメニューです。
これも作り方は簡単ですよー!
- 材料を入れて混ぜ合わせる
- 空気を抜き袋の上部をしっかり結ぶ
- 湯煎で15分
たったの3ステップです!
こちらが湯煎前
実はこれは推奨されている空気の抜き方をせず、自己流でやりました。
すると、空気を抜き切れなかったみたいで……。
下のお皿まで沈んでくれず、ぷかぷか浮いてしまいました(笑)
ちょっと心配だったので、ときどき箸で沈めながら湯煎しました。
できあがりはこちら
作ってみてよかった点は、
- お鍋で煮るより少ない煮汁でできる
- お鍋より味染みがいい
また、初めてだったのでまず1品だけ作りましたが、他のメニューも一緒に作って湯煎すれば1度にたくさん作れるので便利だと思いました。
注意点はやはり空気を抜くところです。
本に書かれているように、水をはったボウルを使って空気抜きをした方がいいですね。
調味料が少なくていいのは節約になって嬉しい!
慣れれば数品一気に作れて時短にも♪
空気を抜くときだけ念入りに!
\ すぐポリ袋レシピにチャレンジ /
ポリ袋使わなくてもタッパーでレンチンでいいんじゃないの?
わざわざポリ袋使わなくてもタッパーとかでレンチン調理すればいいんじゃないの?
私もそう思ってやってみたの。
そしたらポリ袋の方が融通がきいていいことがわかったよ!
失礼ながら、私が今までタッパーでレンチンして作っていたようなものがレシピに載っていたので「タッパーで作ってそのまま保存した方が楽なんじゃ……」と思った部分も正直ありました。
結論からいうと、ポリ袋の方がタッパーよりもサイズや置き方の融通がききやすく便利です。
チャレンジしたのは「小松菜とえのきの青のり和え」です。
レンチンしたらカサが減りそうなのでなるべく小さめのタッパーで作りたくて頑張ったのですが……
500mlのタッパーには入りきりませんでした。
もうひと回り大きいタッパーだと副菜入れたいだけなのに大袈裟かなぁと思い、タッパーで作るのをやめてポリ袋に変更。
ポリ袋のサイズによりますが、アイラップの35cm×25cmには入りきりました。
ポリ袋ならある程度調整できるので便利です。
さらに、タッパーだと味が染みるのは基本下の方だけです。
底面積が決まっているので全体に染みこませるのは難しいです。
ポリ袋は食材を平らに整えてチンすれば全体に味が染みるので、こちらもわりと融通がきいて便利です。
サイズに融通がきいたり、味が染みこみやすいように形を変えられるのがポリ袋調理のいいところ!
マコさんのポリ袋レシピ【本当に作れる?おすすめの耐熱性ポリ袋は?】:まとめ
ポリ袋料理のいいところをまとめると
- 洗い物が減る
- 冷凍保存もできる
- 災害時の調理にも便利
- いろんな調理方法で使える
- 和える
- こねる
- 漬ける
- つぶす
- 湯煎調理
- レンジ調理
特に湯煎調理とレンジ調理は『伝説の家政婦マコのポリ袋つくりおき』ので大活躍でした。
- すくない煮汁で調理できる
- 1度に数品を一気に調理できる
- 魚も野菜を煮崩れの心配が少ない
- セミ真空調理で味の染みこみが早い
- 水蒸気で食材がふっくら仕上がる
- 火の通りにくい野菜も時短でふっくら
- レンジなら1袋でたくさん調理できる
節約、時短がかなう上においしく仕上がるので文句なしです。
湯煎調理は空気抜きをしっかりするのだけ気をつけてください。
ポリ袋は食品用の高濃度ポリエチレンでできた、耐熱90~110度の袋でないとこの調理法はできない点は注意してください。
おすすめはレンジでも使用可能なアイラップです!
ちなみにこのアイラップは他にも意外な使い方があります。
詳しくはおむつの臭い対策記事をご覧ください。
少しでも参考になれば嬉しいです。
最近「ポリ袋レシピ」ってよく聞くけど、本当にちゃんと作れるのかなぁ?
スーパーで自由にとってオーケーなポリ袋でいいの?